スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

オオバナカリッサ 

公式Facebookページ担当の齋藤です。


01_sight.jpg
前回に続いて西スイレンゾーンからの話題です。今回の主役は、南の端の吊り鉢ゾーンに展示されています。


02_overall.jpg
一見、つるが繁っているだけに見えます。しかし、よく見ると・・・


03_fruit.jpg
ぽつりぽつりと紅色の実がついています。大きさは3~4cmくらいで、卵のようにもラグビーボールのようにも見える形をしています。

じつはこの実は果物で、この植物は果樹なのです。キョウチクトウ科のオオバナカリッサ(Carissa macrocarpa)という南アフリカ原産の低木です。熟した実は強い酸味と芳香があり、そのまま食べたり、ジャムやゼリーの原料に使われたりします。英語名Natal Plumは「ナタール(南アフリカ東部の地域名)のスモモ」という意味で、この果樹の原産地と果実の味をよく言い表しています。

キョウチクトウ科には強い毒を含む植物が多く含まれています。当園でも中庭池の島に咲いているキョウチクトウの場合、枝を箸やバーベキューの串に使って中毒死したケースがあります。
そのような中で、オオバナカリッサやその仲間の数種類は、人間が食べることができる非常に例外的なキョウチクトウ科植物なのです。もっとも、オオバナカリッサの実も未熟なうちは苦味と毒がありますし、葉や茎は有毒です。


04_flower.jpg
花は白く、直径4-5cm。花弁は5枚で同じ向きに少しねじれ、スクリューのように見えます。このような特徴はキョウチクトウ科の花によく見られます。ハワイでレイの材料によく使われるプルメリアもキョウチクトウ科で、こちらのリンク先画像でおわかりのように花弁は5枚でスクリュー状にややねじれます。


05_spines.jpg
葉の付け根には時々刺がつきます。刺が枝分かれすることがあるのが、バラやブーゲンビリアなどと違うところです。


06_peri.jpg
オオバナカリッサと同じキョウチクトウ科の植物に、ツルニチニチソウ(Vinca major)があります。こちらはつる性の多年草で、茎には刺がありませんが、葉が2枚ずつ対になって付くところは、オオバナカリッサと似ていますね。


今回ご紹介したオオバナカリッサに限らず、当園には風変わりな植物が数多く展示されています。
当園へお越しの際には、展示の植物について最寄のスタッフにお気軽におたずねくださいね。

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://kobekachoen2.blog135.fc2.com/tb.php/528-50bc05e6

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。