スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

新人さんと一緒。 

今秋、熱帯鳥のゾーンに新人スタッフが2名入りました。
新人さんはお仕事を覚えたり新しい作業をするのも大変そうですが
生き物飼育の作業にはまた違う苦労もついてくるようです。

こちらオオバタンの”オオちゃん”です。

オオちゃんですこんにちは
オオバタンは40~50年の寿命を持ち、人間の5歳児並の知能を持つと言われる
大型オウムの一種です。かしこい鳥さんなので性格や自己主張もはっきりとしていて、
お客様とスタッフを見分けているのはもちろん、その中でも好きな人、嫌いな人で
まったく態度が違います。

そんなオオちゃんが新人スタッフがやってくると必ずすることは…


見慣れない新人さんに向かってわざと飛んでいき、驚かせること。

オオちゃんは大きく力も強いので、扱いに慣れない新人さんは飛んでこられたり
体にとまられたりすると驚きます。オオちゃんはそれを分かっていて、
威嚇しているのか、からかっているのか、このような行動をとります。
飛んだ後は大笑いしている時もあり、なんとも態度が悪いオオちゃんです(笑

オオちゃんはインコ・オウムコーナーで一番大きい種類で体重約700gありますが、
実は、一番小さななイワウロコインコ(体重約70g)にすらビクビクして、近くに
来られると「アーッ!!」と絶叫して逃げていってしまうくらいの小心者…
いやいや繊細なオウムさんです。

小心者オオちゃん
2番目に大きいモモイロインコ(約260g)の”ももか”ちゃんと一緒に並べてみても、
やっぱりヘッピリ腰…なので、ももかちゃんもえらそうに威嚇していますね。

オオちゃんの新人スタッフいじめは、人間でいうところの人見知りゆえのような気がします。
見慣れぬ新人さんがこわい、けど興味はあるな~というので様子を見たりアクションを
することで出方を伺い「この人はこういう人だ!」というのを観察しているのでしょう。

そして、自分のほうがこの場所では先輩なわけで、知能も力もあるオウムさんである
オオちゃんは自分の方が偉い!と思いそのような態度になるのかもしれません。

ぐったり…
新人さんの手に乗せてみたら、ふたりでしょんぼり…
人間も鳥さんもうまくいかない人間関係?は精神的によくない様ですね…。
私も入った当初、オオちゃんはまったく言うことを聞いてくれず、
ケージから出すのも一苦労だったので、つらい気持ちを思い出します…(笑)

おそるおそる
こちらはもうひとりの新人さんとオオちゃん。
オオちゃんをなでてみて、仲良くなるためのコミュニケーションです。

オオちゃん嬉しい
好きなスタッフになでられている時のオオちゃんは、こんな幸せそうな顔をしています。
インコ・オウムは表情が分かりやすいので新人さんと一緒の時と比べるとオオちゃんの
表情の違いが分かるかと思います。

ちょっといいかんじ
お、でもちょっと新人さんなでなででも良いかんじになってきたようです。
がんばって早くオオちゃんと信頼関係を築いていって下さいね!!


さて、こちらもスタッフへの態度が露骨に好ききらいで分かる
オオサイチョウのメス、推定26歳の”サイちゃん”です。

サイちゃんですこんにちは
ヒナの時から育ててくれた方が人間の男性だったからなのか、はたまた
サイちゃんの女心からか、サイちゃんは男性のスタッフがだいすき!です。

しかし、サイちゃんには残念なことに、ここ数ヶ月サイチョウ担当スタッフに
男性がいませんでした。今回新人さんふたりが久々の男性スタッフで、誰よりも
うれしかったのはサイちゃんのようです。男性スタッフの中でも大好きな人と、
そうでもない人もあるようですが、今回はふたりともお気に入りのようです。


新人さんに来てもらって大喜びのサイちゃんです。
自分のごはんもスタッフにプレゼントしまくるラブラブっぷりです。

この記事を書いている私(女性)は1年半以上サイちゃんの担当をしていますが、
おなかが減っている時以外はこんな風に飛んできてはくれないです。

大分慣れてからサイちゃんがプレゼントをしてくれるようになった時には
嬉しかったのですが、よく観察するとどうもサイちゃんはプレゼントではなく
自分の食べたくないものをくれているだけだな…ということに気付き、
悲しくなった覚えがあります…。
(プレゼントしてくれている時は最初からどんどんスタッフに渡そうとしますが
 いらなくなった時は大分食べ飽きてから渡そうとするうえ、返したごはんは
 決して食べません。プレゼントのごはんは返すと嬉しそうに食べています。)  


ごきげんサイちゃん
画像の矢印の部分、目のまわりですが裸出した皮膚なので、暑くなったり、興奮したり
すると普段の白色から赤く染まるのですが(人間の顔が赤面するのと同じ感じですね)、
好きなスタッフと一緒だとまっかっかのサイちゃんです。

ダイちゃんご立腹
しかし!サイちゃんに好かれると、もれなくオスのオオサイチョウ
”ダイちゃん”(写真の赤い瞳のサイチョウ)に嫌われてしまいます。

ダイちゃんはサイちゃんに片思い歴が、もしかしたら何十年単位?ですので
ライバルには種族の差を越え、容赦しません。お客様や他のスタッフが近くに居ても
普通なダイちゃんですが、サイちゃんが好きなスタッフは通りがかっただけでも目を
吊り上げて威嚇してきます。

サイちゃんとスタッフが隣の部屋でいちゃいちゃしていると、じっとりと見ているので
少しこわいです(笑 人間も鳥さんも恋の駆け引きは大変ですね~。


以上、やたらと露骨に態度に出る2羽をご紹介しましたが、まだ信頼関係の出来ていない
新人さんとは他の鳥さんでも大なり小なりとまどいの態度を示したりします。
人間関係と同じようで面白いですね。

神戸花鳥園にいらしたときは、鳥とスタッフの関係も
観察してみると面白いかもしれませんよ。

オオちゃん
「いじめてるのじゃなくて鍛えてるのよ!」
オオちゃんは新人さんいじめはほどほどにね!!

スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。